おくりびと

4年前、祖父が亡くなった時のことです。
火葬場の係りのお姉さんがお骨の灰一つまで、素手できれいに集めて収めてくれました。
死に関わるお仕事を間近で見る機会の無かった私には、
納棺師と言う職業に興味を持ち、この映画を見るきっかけになりました。


暗いだけの映画ではないと、前評判を聞いてから映画館に向かいました。
その通り、始まりは女性だと思った遺体に男性のシンボルがあると言う軽い笑いから始まりました。
見ていた方の年齢層が高く、笑い始めに自分と時間差があった事も新鮮でした。
幼い子供を残して亡くなったお母さんに、
納棺師が含み綿で表情を作り、生前故人が使っていた口紅を挿し、
眠ったように見える遺体になるシーンで早くも号泣しました。
おくる立場、残された人間の葛藤が解りやすく描かれていました。
自分が親兄弟や伴侶や子と別れる時、
どうしたらいいか考えさせられる映画でした。

そのほか感動する場面はいくつもありましたが、
広末涼子演じる妻は出来すぎの妻で、現実からかけ離れている事が残念でした。
・1800万円のチェロを黙って購入を許す。
・失業で田舎に帰ることに応じる。
・再就職先を詮索しない。
ありえね~~
でもあそこまで納棺師という職業を嫌うものでしょうか。
「将来、生まれた子供があなたの職業で虐めに遭う。」
などといい大人がソコまで言うものでしょうか。
主人公の同級生(杉本哲太)が蔑む言葉も行き過ぎなのではないでしょうか。
そう発言した背景も描かれていたらと思います。
でもその後で同級生のお母さんが無くなり、
納棺を主人公がしたことで、見方をガラッと変えたと解りやすい展開でした。
その光景は妻も見ることになって、妻本人も主人公の職業のすばらしさに目覚めます。

ラストシーンで遺体で再会する主人公の父親も、
なぜ離縁する事になったのか。
そんなストーリー的なものを追っかけたくなってしまう終わり方でした。
でも納棺師と言う職業をより一層、浮き彫りにさせるためには、
その方が良いのかも知れませんね。
エアチェロのモックンが草原で写るシーンは圧巻です。
ロケ地に行きたい!
テーマ曲はてっきりクラシックだと思いましたが、
久石譲さんオリジナルだそうです。
サントラ買いました~~

自由組手

K先生の説明を受ければ受けるほど、
頭の中が疑問符でいっぱいになってしまうのが、
自由組手の稽古です。
「歩いてる!かあさん!歩いてる!!」
と娘が相手だと何度も言われて凹みます。
足運びと突きがギクシャクしてしまいます。
「まぁ、あまり頭で考えないように
とK先生はニコニコしながらおっしゃいますが、

え~っと、え~っと・・・・

と考えてしまいます。

私より一回り以上年下黒帯のNさん。
私より、ほんのちょっとだけ背が高いのですが、
相手をしてもらうと、とってもとっても大きく見えます。
「逆突きはこの辺狙ってくださいね
「押忍!」
「もっと入ってきちゃって大丈夫です
一本毎にアドバイスをいただきます。

「押忍!」
「イイ感じです

刻み突き、逆突き、ワンツー、カウンター
を交互で5本づつ打ち込みます。
小柄だけどNさんの突きは重い。
一度足払いを受けました。
「?????????」
自分の体がどう動いたか、さっぱり思い出せません。
Nさんってスゴイ!

このときだったかどうだか思い出せないのですが、
「身長が低い人間が出す技じゃないんですけど。。」
って稽古のときにNさんが言ってました。
Nさんを見習って私もアラフォーなりに頑張ろう!!


大学生のO君に相手してもらった時、
カウンターで追い突きが早すぎてまったく見えませんでした。
「見えない!!!ぐやじい!!」
と叫んだら、
「見えたら困ります。」
と恥ずかしそうに言われちゃいました。
そりゃそうですよね。
現役バリバリの大学生相手に、素人のアラフォーおばさんがタメ張ろうったってムリムリ
その後も沢山アドバイスしてもらいました。


NさんもO君も真剣に一生懸命私に教えてくれます。
ありがたいことです。


帯が変わる

新学期が始まって、何かと疲れもたまってしまうのでしょうか。
息子も稽古に行きたがらない日が続きます。
はい、息子もお陰さまで仮3級いただきました。
「ちゃおびなんて、いらない!!」
ぐずぐずだらだらと時間をかけて空手衣に着替え、
ご機嫌まっさかさまで車に乗り込みました。
道場まで30分少々かかります。
息子にとって最高のゆりかごです。
道場に着いて車のエンジンを止めるて、居眠りをしている息子を揺り起こす。
もちろん
「ちゃんと稽古に行かないと、茶帯もらえないよ!!」
こんな風にして道場に入っていくと、
準備体操をしている子供たちをみて、びっくり。
前回の昇級審査で仮3級をいただいた子供たちがみんな茶帯にかわっていました。
息子の視線は彼達に釘付け!!!
遅れて列に並んで準備体操をしていても、横目でなんども見ています。
T君もR君もD君も、みんな茶帯~~
そして黒帯のKK君とOK君も一緒に並んでいる後ろ姿は壮観です。
やはり紫帯とは見た目でも重さが違います。
息子の焦りがちょっと伝わってきました。
一通りの稽古が終って休憩時間に息子はT子先生に呼ばれました。
真新しい茶帯を息子に渡しながら、
「茶帯をしてもいいけど、もっともっと頑張らないとだめだよ。」
T子先生がそんな事を話していたようです。
息子は照れて黙って受け取ろうとしても、T子先生は、
「何か言わなきゃだめでしょ。」
と。。。
”ありがとうございます”って言え!!
少し離れて子の様子を見ていた私はお礼を言うよう念を送りました。
借りていた紫帯をT子先生に返しながら、
息子は何とか”ありがとうございます”と言えたようでした。
新品のぱりっとした帯は、ちょっと結びにくくて稽古をしている間もすぐに緩んでしまいます。
そのたび後ろを向いて結び直す子供たちの顔が、りりしくちょっとだけ大きくなったように見えました。

茶帯をいただけてから、
「茶帯は白帯さん達からしたら、黒帯さんと同じくらいちゃんと出来ないと恥ずかしんだぞ。」
K先生が稽古のたびにおっしゃいます。
学校帰りの疲れで稽古に集中できない日が続いたけど、
昇級審査にも大会にも意識が向かないようになってしまった息子。
帯の色が変わったら、集中力が出てきたようでした。


子供たちは睡魔と戦いながら、今日も稽古に励みます。
「来年の今頃はみんな黒帯になっているように頑張るんだぞ。」
子供たちにかけている先生の言葉。
私の胸にもずしっときます。

いきものがかり ハジマリノウタ

いきものがかり
ってなに?
中高年のおばおじさま方は、クラスの係だと思っているでしょうね。
かくゆう私も。。。

グリコポッキーのCMで超短いワンピースで踊って、
パ○ツが見えそうでハラハラしてましたが、
あの歌です。


常連さんから、
「聴いてみる?」
と渡されたCD。
趣味じゃないよな~
と思いながら聴き進めてみたら、アラびっくり。
耳から入ってくる歌詞が聞き取れない歌い手さんが苦手なので、
若者J-POPと言うだけで拒否してましたが、
はっきりと聞き取れる歌詞です。
ポッキーのCMの曲”じょいふる”だけがハイテンポで、後はしんみり系でした。
中高生時代の部活の帰りに聞いていたみたいな曲ばかりでした。
食わず嫌いはいけませんね。

2度目の入学式

1年前のこの日、不安と緊張でガチガチだった私。
明日から、息子は毎日通ってくれるんだろうか。
生後3カ月から保育園にお世話になった息子にとって、
保育園では年長クラスだけで20人弱だったのに、
ひとクラス35人の4クラスの多人数に順応できるんだろうか?
普段着た事のないYシャツにネクタイ、パリッとしたズボンにお揃いの着にくいジャケット。
動きにくくてぐずぐずしてたけど、
ちょっと慣れたら、いつもの調子で地面に座り込んだりして怒ってしまった。
同じように気慣れないスーツ姿の男の子たち、
かわいらしいピンクのワンピースにまっしろな上靴。
1年生だけでの入場には、親たちもハラハラしてたよね。
校長先生の話を退屈そうに聞いて、
来賓のお話なんて聞いているのかどうなのか。
朝早くから支度しちゃって疲れちゃった子も多いんじゃないかな。
入学式の中盤で新2年生たちのお迎えの言葉があった。


きょねんのぼくたちもとってもしんぱいだったよ

なんて、
堂々と舞台で話す新2年生のお兄ちゃんお姉ちゃん達。
えええ?!たった1年であんなに立派になれるの?
不安と緊張の私に衝撃が大きかった。










3学期も終わりに近づいて、
「入学式の代表になった。」
と息子が鼻高々に言った。
入学式の代表ってなに?
担任の先生から、
”入学式に新入生を迎える言葉を息子さんにお願いしました。”
と。。。
あの時、去年のあの時、あんなに感動したお兄ちゃんお姉ちゃんの一人に、
息子が選ばれたの?
春休みに何度か学校に行って練習をして、
担任の先生から、
「家でも練習するように言ってくださいね。」
なんてお電話まで頂いちゃって。
練習するように息子に言ったら、
「オレ出来るから大丈夫だよ!」
と。。
せっかくだから、こっそり最後列で見学しよう!
と今年の入学式にお邪魔しました。
去年と同じように、気慣れない綺麗なスーツやかわいいワンピースの新入生。
「校長先生のお話 新入生、起立」
進行の先生の声で一年生が立ちます。
が、
後ろの父兄席の父母達何人もが中腰に前方を覗き込みます。。
「ウチの子供、ちゃんと立ってるかしら。」
こんな感じでしょう。


息子たちの出番です。

先生は怖くないよ。
学校って楽しいところだよ。

不安や緊張を取り除くような言葉が続きます。

「本読みが上手になりました。」
「漢字が書けるようになったよ。」
「計算が得意です。」

ひらがなの読みがやっと。
自分の名前を書くのがやっと。
10まで数えられるくらいだったよね。
一年前は。
すらすらと国語の教科書を音読する子。
上手に書いた漢字のプレートを掲げる子。
足し算引き算のカードの答えを言う子。
一年でこんなに成長したんだよね。

100407.jpg

息子は生活で勉強した正月の遊びの中の、”こま回し達人”ってことで張り切っていましたが、
失敗しちゃいました。
アハハ、フフフとやわらかい笑い声を頂いて、
私、不覚にも泣いてしまいました。
ガッツリ、泣いてしまいました。
ピヨピヨとしていた去年、一年前のあの不安な気持ちをどこまで息子が感じていたのか解りませんが、
毎日元気に登校してくれた息子。
息子一人じゃなくて、今舞台にいる子みんなに。

体育館の最後列でひっそり見ていた私にも、はっきり聞こえる大きな声の息子に、
ガッツリマジ泣きしちゃいました。

息子の絵


バイザーつきのヘルメット
跨っているのは
もちろんオフ車

ツボる?

なにかと反抗期で思春期の娘の言動に振り回されています。
吹奏楽部の活動のおかげで、毎日喜んで通学していますが、
あと一息!
の空手の稽古には、たまーに、気が向いた時だけ行っています。
昨日も何とか連れ出して、
息子と3人で出かけたのです。
息子のリクエストで行く道では必ずNHK教育の、
”天才テレビくん”
をつけています。
天才テレビくんの後、みんなのうたが流れるころに道場に到着するのですが、
道の混雑具合で押せ押せになる時があります。
そうすると7時台の番組を見ることになるのですが、
ちょっと前、
”スポンジボブ”
http://www3.nhk.or.jp/anime/spongebob/
でした。

スポンジボーブ ズボンはしかく
スポンジボーブ ズボンはしかく
スポンジボーブ ズボンはしかく

とオープニングの歌が流れたのですが、


ズボン しかく? しかくって四角?

後部座席の子供に聞きました。
赤信号で画面を確認して、
プププッ
ほんとだ!四角だ!


「この後、鼻が笛になるんだよ。」

とやる気のなさそうな声で娘が言いました。

歌の最後の最後で、
スポンジボブが自分の鼻に両手を添えほっぺたを膨らませたら、
「ぴろろろろ~~」
と。。。

末ママ☆、大爆笑!
自宅にいたら、絶対見ない番組だし、
オープニングの歌なんて、気にも留めないわ。


「ツボった?」

ヒーヒー笑っている私に娘が冷ややかに言いました。

「つぼるってなによ?」
「ツボにはまったってこと、ツボるって言うんだよ。」
ふくれっつらの娘がちょっと笑いながら答えました。

やたらと短縮する若者言葉。
ついてけないけど、娘と会話をあわせなきゃね。

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