昇段審査が終わった2週間後に、流派を超えた市の大会がありました。
試合規定は全空連にのっとっているので、
組手にはメンホー、着用義務と赤青拳サポーター着用(白色拳サポーターでも許されます)があります。
連盟の試合とは違うルールに、子供達も戸惑い気味。
確かにオバサンの衰えた動体視力で、白の道着で白サポーターの試合で、
審判の上がった旗を見て、やっと技が決まったかどうか解るくらいですから、
対戦者が同士が拳サポの色が違えば、解りやすいですよね。
でも、息子の組手の試合を見ていて、
?
?
?
と思うことがありました。
後で知ったのですが、この大会の審判員は、
大会前に行なわれる審判講習会を2回受講すれば資格が得られるそうです。
ほんじゃ、私でも審判員の資格が取れるの?
イエイエ、そんな責任ある役割はとても受けられません。
だから
?
となったとは、思っちゃいけないよ。
とこの大会に出場していた大学生のkyosuke君に言われました。
そうですね。空手に係わらずどんな試合でも、審判員の判定をきちんと受け止めなければいけませんよね。
ただ、もしも、
審判員の人数が足りず、にわかに審判員をされた方がいらっしゃったとしたら、
勝敗を決めるその責任を果たしていただけるよう願うだけです。
型は学年、年齢によって、第一指定形、第二指定形、と決められた中で、
各自が自分で決めてうつというのです!!
私の通っている道場では、この大会に参加するのが2年目でした。
私は去年の大会は義父の葬儀から1ヶ月以上お休みをしていたので、参加は見合わせました。
今年の参加は試合規定をうっすら聞いていたので、躊躇していましたが、
支部長先生から、
「何事も経験だよ

」
と言われて参加することに決めました。
昇段審査前の稽古は、やっぱり審査に向けての稽古でした。
ですが、私の頭の片隅には、覚えなきゃ!指定形、覚えなきゃ!
ってありました。
審査が終わったあと、とにかく順番だけでも覚えなきゃ!
と総本部で作られた審査要綱のDVDを繰り返し見て覚える努力をしました。
確か春ごろの上級者稽古のとき、指定型を教わりましたが、とても動きについていけませんでした。
「初段を受ける人は、審査要綱になくても、指定型を覚えておきましょう。」
って支部長先生に言われたんですね。
それも引っかかっていました。
落ちて落ち込んで立ち直ろうともがいたときだったから、
浮上する為に没頭するものが欲しかったんです。
とにかく市の大会直前までに、無号令でうてるまで、なんとか順番だけは覚えることができました。
試合結果は予選で平安五段をうって、、、、、
自分なりに準備してきた指定型をうつことはなかったのです。
こんなことなら、挑戦すればよかった!!!
落ち込み
まぁ、他にもいろいろあって、落ち込んでいたんですが、
半年前は全くついていけなかった型を、覚えることが出来たんだから、
いいじゃん!
とやっと思えるようになった、今日この頃です。