大掃除&納会
今日は今年最後の稽古。
道場生と保護者でまずは道場の大掃除。
昨日の夕方から、大寒波がやってきて、雑巾がけをするみんなの手は、まっかっかでした。
高校生や中学生は脚立や椅子に乗って、高い窓や桟の掃除を率先してしてくれてました。
みんな私より背が高いからね~
お任せしますわ!!
幼年も小学生もなんども雑巾を濯いで、みんなの雑巾が真黒になると、
道場は
ピカピカ
になりますね。
稽古でお世話になっている道場を、自分らの手で綺麗にするってことは、
自分自身の技を磨くことに繋がるんだに~
なんて。
大掃除が終わってから、帯の色と学年に分かれて練習試合です。
今年から始めた白帯さんにとって、初試合。
入場から位置に着くまで小学黒帯兄ちゃんに導かれます。
審判は中学生と高校生の黒帯の兄さん姉さんたち。
いちばんちっちゃな幼年の始めたばかりの子は、
対戦相手の少し先輩の白帯さんを見ながら、平安初段をうちました。
週5回稽古があるので、違う曜日に出席すると、すれちがいで何ヶ月も会わない時があります。
前に会ったのは夏ごろだったね。
と言う子供達がものすごく成長していて、試合が始めての子もいたみたいでしたが、
緑帯、紫帯の試合は引き分けが多かったです。
「う~~ん。判断しにくいねぇ。
」
型を打ち終わって、主審のK先生が、判定!の声を出す前にニコニコしながら副審の4人を見回します。
茶帯の型の試合になると、道場内の空気が変わります。
それまで、
「フフフ
」
「あれ?
」
「おや?
」
なんて父兄の小さな声や見学している生徒のひそひそ声が聞こえていたんですが、
K先生の”始め”の声の後は何も聞こえてきません。
型を打ち終わった子供が元の位置に戻ると、
「ふぅ。」
「凄いね~」
「上手くなったね~~」
と聞こえてきます。
模範演武の黒帯小学生3人の抜塞大になると、もっと空気が変わります。
冷え込む道場で手足をさする音もなにも聞こえなくなって、最後の気合の声の後、一呼吸置いて拍手喝采です。
いいなぁ、この空気。
まじめに見学しなさい!
なんて言わなくても、誰もが息を呑んで演武に見入る空気。
白帯の小さな子にもきっと心に残ったはずです。
組手の試合になって、応援にも熱が入ります。
緑帯の子が、先生に指導されたとおり、
体勢を低くして思いっきり入り込んで逆突きをしてました。
同じ道場で仲良くしている子との対戦は、遠慮が出たのか、なかなか決まらない女子もいました。
K先生の指導は当てないことが大前提ですし、
受身を先生に教えられたとおりすれば大丈夫だから!頑張れ!!!
と末ママは心で応援してたのよ。
学年があがって級があがって、試合は益々白熱~~~
息子が鎖の切れたワンコのように転がりながら走って拳サポを取りに来ました。
「自由組手だって
」
えっ、アンタまだ2年なんだから、基本組手でしょ。
そう言いかけて、やめました。
稽古では自由組手の基礎を指導されていますが、
普通の大会では規則で決まっているので基本組手でしか試合が出来ません。
自由組手をしたくて仕方がない息子。
拳サポをつけて子供達の見学場所に戻ると、息子が黒帯小学生二人と何か話しています。
息子の試合が始まりました。
せっかくだから、と携帯電話のカメラ機能で一枚取った後、

えっ?
「すごーい!」
「かっこいい!」
道場全体がどよめきました。。。。。。
息子が回し蹴りで技ありを取れたんです。意外でした。
確かに先生の”始め”の声の後、恐ろしく大きな声で気合を入れて前に出て行きましたが、
相手の動きをしっかり見て蹴り技を出していたんです。
ですが、父兄の方々の歓声に乗ってきた息子は、間合い
を考えずに蹴りを出し続けたりして
確かにさっきの蹴りは綺麗に決まって凄かった!!
かっこよかった!!
手放しで褒めたたえたい!!
隣で一緒に見ていたママ達にも、スゴイね~と褒められましたが、
調子に乗るなよ~
と、小声で応援(?)してしまいました。
勝敗はさておき、
勝負がかかると、やっぱり子供は張り切ります。
稽古ではダラ~としている我が家の息子。
稽古とは全く比べ物にならない大きな声が出ていました。。
稽古中、私は列の後ろにいるのですが、後ろから何度も、
真面目にやれ!
と怒鳴りたくなっていました。
前で指導されている先生方を差し置いて、それはまずいなぁ。
と我慢しています。
あまりにも目に余る時は、先生がガツンと言って下さるので、それだけでいいかなぁと。
家でも、
今日のあの態度は何なの?!
と説教をしたくなるのですが、
やっとなんとか素直に稽古に行くようになってきたので、
家での空手の話題は良いことだけにしています。
「いつか、”化ける”のを待てばいいんだよ
」
と先生がおっしゃいました。
高学年の男子の目つきが変わっています。
幼さが残っていた低学年の子が、ビシッと技を決められるようになりました。
そんな成長を間近でみられる環境にいられる事を幸せに思った今日でした。
道場生と保護者でまずは道場の大掃除。
昨日の夕方から、大寒波がやってきて、雑巾がけをするみんなの手は、まっかっかでした。
高校生や中学生は脚立や椅子に乗って、高い窓や桟の掃除を率先してしてくれてました。
みんな私より背が高いからね~
お任せしますわ!!
幼年も小学生もなんども雑巾を濯いで、みんなの雑巾が真黒になると、
道場は


稽古でお世話になっている道場を、自分らの手で綺麗にするってことは、
自分自身の技を磨くことに繋がるんだに~
なんて。
大掃除が終わってから、帯の色と学年に分かれて練習試合です。
今年から始めた白帯さんにとって、初試合。
入場から位置に着くまで小学黒帯兄ちゃんに導かれます。
審判は中学生と高校生の黒帯の兄さん姉さんたち。
いちばんちっちゃな幼年の始めたばかりの子は、
対戦相手の少し先輩の白帯さんを見ながら、平安初段をうちました。
週5回稽古があるので、違う曜日に出席すると、すれちがいで何ヶ月も会わない時があります。
前に会ったのは夏ごろだったね。
と言う子供達がものすごく成長していて、試合が始めての子もいたみたいでしたが、
緑帯、紫帯の試合は引き分けが多かったです。
「う~~ん。判断しにくいねぇ。

型を打ち終わって、主審のK先生が、判定!の声を出す前にニコニコしながら副審の4人を見回します。
茶帯の型の試合になると、道場内の空気が変わります。
それまで、
「フフフ

「あれ?

「おや?

なんて父兄の小さな声や見学している生徒のひそひそ声が聞こえていたんですが、
K先生の”始め”の声の後は何も聞こえてきません。
型を打ち終わった子供が元の位置に戻ると、
「ふぅ。」
「凄いね~」
「上手くなったね~~」
と聞こえてきます。
模範演武の黒帯小学生3人の抜塞大になると、もっと空気が変わります。
冷え込む道場で手足をさする音もなにも聞こえなくなって、最後の気合の声の後、一呼吸置いて拍手喝采です。
いいなぁ、この空気。
まじめに見学しなさい!
なんて言わなくても、誰もが息を呑んで演武に見入る空気。
白帯の小さな子にもきっと心に残ったはずです。
組手の試合になって、応援にも熱が入ります。
緑帯の子が、先生に指導されたとおり、
体勢を低くして思いっきり入り込んで逆突きをしてました。
同じ道場で仲良くしている子との対戦は、遠慮が出たのか、なかなか決まらない女子もいました。
K先生の指導は当てないことが大前提ですし、
受身を先生に教えられたとおりすれば大丈夫だから!頑張れ!!!
と末ママは心で応援してたのよ。
学年があがって級があがって、試合は益々白熱~~~
息子が鎖の切れたワンコのように転がりながら走って拳サポを取りに来ました。
「自由組手だって

えっ、アンタまだ2年なんだから、基本組手でしょ。
そう言いかけて、やめました。
稽古では自由組手の基礎を指導されていますが、
普通の大会では規則で決まっているので基本組手でしか試合が出来ません。
自由組手をしたくて仕方がない息子。
拳サポをつけて子供達の見学場所に戻ると、息子が黒帯小学生二人と何か話しています。
息子の試合が始まりました。
せっかくだから、と携帯電話のカメラ機能で一枚取った後、

えっ?
「すごーい!」
「かっこいい!」
道場全体がどよめきました。。。。。。
息子が回し蹴りで技ありを取れたんです。意外でした。
確かに先生の”始め”の声の後、恐ろしく大きな声で気合を入れて前に出て行きましたが、
相手の動きをしっかり見て蹴り技を出していたんです。
ですが、父兄の方々の歓声に乗ってきた息子は、間合い
を考えずに蹴りを出し続けたりして

確かにさっきの蹴りは綺麗に決まって凄かった!!
かっこよかった!!
手放しで褒めたたえたい!!
隣で一緒に見ていたママ達にも、スゴイね~と褒められましたが、
調子に乗るなよ~
と、小声で応援(?)してしまいました。
勝敗はさておき、
勝負がかかると、やっぱり子供は張り切ります。
稽古ではダラ~としている我が家の息子。
稽古とは全く比べ物にならない大きな声が出ていました。。
稽古中、私は列の後ろにいるのですが、後ろから何度も、
真面目にやれ!
と怒鳴りたくなっていました。
前で指導されている先生方を差し置いて、それはまずいなぁ。
と我慢しています。
あまりにも目に余る時は、先生がガツンと言って下さるので、それだけでいいかなぁと。
家でも、
今日のあの態度は何なの?!
と説教をしたくなるのですが、
やっとなんとか素直に稽古に行くようになってきたので、
家での空手の話題は良いことだけにしています。
「いつか、”化ける”のを待てばいいんだよ

と先生がおっしゃいました。
高学年の男子の目つきが変わっています。
幼さが残っていた低学年の子が、ビシッと技を決められるようになりました。
そんな成長を間近でみられる環境にいられる事を幸せに思った今日でした。