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心に残ったこと

6月の大会で、
お昼休憩の後の総本部の先生方の演武を見学した後、

「この子ないちゃった~」
「ないちゃったよ~」
「どおしたのかなぁ」

私に聞こえるように、3人の男の子が小さな女の子を囲んで覗き込んでいました。
これから午後の試合です。
見学を終えた後、各自それぞれに自分のコート向かいます。
3人の男の子たちも手に拳サポをつけています。
集合に間に合わないと棄権になってしまいます。

「ぼくたち、おばさんが見てあげるから自分のコートに行っていいよ。」

私はそう声をかけて、べそをかいている女の子を、
さて、どうしたものか。
とちょっと考えました。
とりあえず名前を聞いて、プログラムで照らし合わせて本部に連れていけばいいかな。

「なまえ、言える?」
「う・・ん。○×#&~」

聞き取れない~~~
涙をごしごし手で拭きながら、一生懸命私に伝えてくれたけど、聞き取れない。
あっそうか。学年が解ればそこまで連れてけばいいんだ!

「何年生?1年?年長さん?」
「・・・ねんちょう」
「そっか、年長さんか。じゃ、7コートだ!あそこ、7コートだよ。」
7コートを指さして女の子に伝えました。
「うん!」
「おばさん一緒に行ってあげようか?」
「(ぶるぶる)」
大きく首を振って私の指さした方向へ元気よく走っていきました。
私は無事たどり着けたことを確認したくて、その女の子の背中を見送りましたが、
あっという間に選手たちにまぎれて見届けることができませんでした。
見届けることが出来なかったので、7コートまで見に行きたかったのですが、
私の試合の順番が午後一番だったのです。
きっと大丈夫だよね。
泣きじゃくっていたけど、大丈夫だよね。
あんなに元気よく走っていったんだもん。
知らない人ばっかりで迷子になっちゃっても、
あんなふうにパッと切り替えが出来た子だもん。
きっと空手も上手になるんだろうな。



この間の昇級審査でのこと。

審査会場の緊張感はなんとも言えず、
見学していた父兄は私を含めて4人。
その中にはお孫さんの応援(?)にこられたおじいちゃん、おばあちゃん。
そういえば前回の審査のときにも見学されてましたね。
私の隣に座られたおばあちゃんは、お孫さんの審査項目が終わるごとに、
小さく胸の前で手を合わせて、音が出ないように拍手をされてました。
お孫さんの成長を心から喜んでいられるようで、
その優しいやわらかい笑顔が印象的でした。
一つ審査項目が終わるたびに、
「頑張ってたね。上手になったね。」
お孫さんに声をかけていました。
声をかけられた子は、恥ずかしそうにうつむいて、
それからキリっとした顔になっていました。

私は褒めるより先に、
叱る方をしてしまいます。
「オレだってがんばってるのに!」
「私だってちゃんとやってるじゃん!」
息子と娘は反論してきます。
私は今まで叱るより前に褒めたことって少ないわ。

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