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贈られた鍵

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著者の吉田賢二さんとはインターネットの掲示板で知り合いました。
初めてお会いしたのは2008年8月。http://suemama.blog1.fc2.com/blog-entry-224.html
義足でオートバイに乗る?
なにがそこまで彼をそうさせるのか?
HPにもその事故からリハビリ~義足での挑戦の数々が書かれています。
その決断と行動力の真意がこの本に書かれています。

ご家族で休暇を過ごす為、移動中の事故。
一命を取り留めたものの、傷ついた足を温存したままでは社会復帰がままならない。
切断を決めるまでの数日間、著者は自分の”生かされた”命を考えます。
自分だけの命ではなく、奥様、お子さん達、
そして自分を生み育ててくれた御両親へ、謝罪をしつつ決意を話すとき、
著者は未来を見つめています。
奥様にも相談せず。
私は奥様の心境を察しようと努力しましたが、無理でした。
もし、自分が奥様の立場だったらどうなんだろう。
旦那の決めたことに反対しつづけるだろうか。それとも意にそって応援し続けるだろうか。
一生の伴侶として選んだ人の未来にどう係わっていくか。
そして子供達への配慮は夫婦揃ってしていかなきゃならない。
人間は未来が見えない。
何不自由なく暮らしている日が永遠に続くとは限らない。
どんな高い壁が待っていても、それを乗り越えられる。
高い壁と大きな困難を前にしても、自分の未来は自分で造ることが出来る。
(実際、登山もされてるんですよね、著者の吉田さん)
未来を造り続けて来た著者がここにいる。
元気をもらえた本だけど、
元気をもらうだけじゃなく、未来を開く為には本人の努力がなければなにもならない。


淡々と進む文章の中で、私はもっともっと、心の葛藤を深く表現して欲しいと思いました。
それは私が一番知りたかったことだからです。
でも淡々と表現したからこそ、決断の重みが読み終わって時間が経つにつれ感じられました。
自分の身に起こった事故を受け止め、障がいを負っても自分の意思を貫く。
障がいを”魔法の鍵”と表現する著者の力強さを痛感しました。

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