お世話になっている道場の大会です。
いきなれない場所&新東名のICからのほうが近いよね。
って決めて運転して行ったのですが、
強めの雨もあいまって、ちょっと疲れました。
大会参加申し込み期日前後、ワタシの体調は最悪で、膝関節痛が治らなくて申し込みをためらってました。
ただ、親子の団体型には出たいと申し込みをしたのです。
親子型といえば、全国大会にしかない種目。
娘と息子で3人で稽古しているなら、一度は挑戦したいもの。
でも全国大会なんて敷居が高すぎる。
道場の大会では勝敗はつけない演武の形で披露させてもらえるのです。
大会前、とーこさんに何度か、
「親子型出るんでしょ。練習しなくていいの?」
と注意されました。
出たい!と宣言したものの、娘と息子と3人なかなか揃わず、
とりあえず息子と私の2人で休憩時間に支部長先生に見ていただきました。
でも~~~息子が早すぎて先生に注意されてやり直すと、
息子は力が入らない。
「ゆっくりだと出来ん!」
支部長先生ととーこさんとKコウキが3人揃って稽古している場面を見たことあります。
Kコウキが6年生だったから、早さに苦労してないように見えました。
息子のチンプリをなだめつつ、練習をつづけようとしましたが、ダメでした。
やっと娘と息子と揃って先生に見ていただきました。
三角形の頂点を息子にして、入場から号令を息子にかけさせましたが、
私が団体型をしたことがなかったので、
「用意 始め!」
の始めのタイミングがつかめず、やり直し。
早さを合わせようとする息子は力が抜け、早さを求める私は雑になる。
「逆三角形にしてユキタカを後ろにしてもいいんだよ

」
支部長先生のアドバイスをいただきました。
こんな風に当日を迎えたのです。
昼休み、午後の部が始まる前、息子をなだめて3人で練習しました。
他の子達は組手の練習をしているのに、型の練習をしている私達を同じ道場の子が不思議そうに見てます。
その視線も感じて息子はさらに練習を嫌がりました。
「お願い!かあさんの為に一緒に練習して~」
叱っても逆効果と見たワタシは下手にでて、息子に懇願しました。
号令をかけるのもイヤイヤながら、真ん中に立つのも嫌がり、ワタシの我慢が限界になりそうなのを悟った娘が、
「じゃぁ、私が真ん中で号令をかける!」
と。。
バランス悪くない?
バランス、悪いよね~~
一度だけ、娘を真ん中にして号令をかけさせ、打ってみると、
なんかしっくりきました。
コートに呼ばれ、順番を待っている間、息子の顔はちんぷったまま。
私たちの番は5番目で最後の番でした。
顔なじみのママさん2組が終わって、次の次って時まで、息子を真ん中にさせようとしました。
でも、本番で息子からコートに入場したのです。
仕方ない。
娘が号令をかけ、抜塞大を打ちました。
打ち始めて、私の右手にいる息子が自然に視界に入り、
息子が必死に私に合わせているような気がしました
確かにこの方が私の動きも娘の動きも見えますよね。
大きなずれもなく(なかったと思いたい)最後まで打てました。
息子がどこが一番自分にとって良い場所か、練習の時から考えていたのかもしれません。
「母さんのためにありがとう!!」
打ち終わった後、コートを出て私は息子に言いました。
子供、子供、ママ
パパ、ママ、子供
おじいちゃん、お父さん、子供
世代を超えて競技できる団体親子型
今回は点数はつかなかったけど、
点数を争うためじゃない”演武”ってかたちでも、
良いものにしたい
って思いで出来たことが良かったのだと思います。
娘と息子の年齢が離れているので、稽古の時間をとるにしても、
大会に揃って出場できる機会は、このあと何度もないですから。
ちんぷる息子をワタシ以上に叱り飛ばしてきた娘にも感謝です。