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職人に学ぶ

自分だけの場所を持てるようになって、
いざバーナーに火を入れて、材料のガラス棒を持って、
手が止まった。
環境が変わったのだから、いつもの得意なワンパターンから脱却したいなぁ。
専門書を読んで、youtubeで検索して動画で見て、
見よう見まねで始めてみたけど、専門書やプロの技法で出来上がったものとは全く違う姿になっていく溶けたガラス。
前々から感じてた。
写真や活字で説明されても、溶け具合や固まり具合は、”手”の加減でしかわからない。
手加減とはよく言った。
もっと詳しくわかりやすく身に付ける方法はないものか。
直径4,5CMのガラスの中に、星や月の小宇宙や、海の生き物や、たくさんの花がちりばめられたとんぼ玉。
素敵だなぁ。
こんな細かいガラスのパーツが溶けずに埋め込まれてるって、どうやったらこんな風にできるんだろう。
溜息をつきながらプロの作家さんの作品を眺めていた。
素敵
たしかにとっても素敵。

でも私が作りたいものではない。
作りたいというよりも、私が身に付けたいと思うものではないのです。
普段着にそれをつけただけで、お出かけ着になっちゃうよ。
気軽に身に付けられるガラス玉が作りたいのです。
さまよっているうちに出会った工房

とんぼ玉朗
先生の作品は今まで見たことのない作風でした。
花鳥風月日本古来のがらや水中のクラゲなどではなく、
サバンナの大草原に一本たつ樹
なのです(もしかしたら違うかも)。今まで見たことのない超個性的!
そんな個性的な作品と並んで私の作りたいと思うもの、身に付けたいと思うとんぼ玉もありました。
そうそうそうそう私が作りたいのは、こんな感じのなんです!
シンプルと複雑が心地よく表現され、ドレッシーにもカジュアルにも合う自分の身に付けたいと思うガラス。
先生の作品と並んで教室の生徒さんたちの作品画像がありました。
自分の作りたいものにやっと出会えた!

でも、教室はきっと曜日とか時間とか決められてるから、
定期的に通うなんて、無理だ。
前の教室も継続することが出来なかったし。
教室の時間をHP内で探して、でもよく考えて!習いに行きたいっても、東京や大阪じゃ、ねぇ。。。
時間だけじゃなくて工房の所在地もきになるところ。
一気に盛り上がったテンションは現実を探すうちに、冷やかに冷めていったのですが、
なんという幸運!お隣の県東部じゃないですか!!
小一時間で行ける距離!
おまけに営業時間内なら教室ももちろんだけど、ワークショップも可能とありました。
大抵習い事のお教室は何曜日の何時から、ワンクール何回でおいくらってのが決まりです。
こちらの工房ではそんな縛りがないようなのです。
ラッキーとしか言いようがない。幸運だと幸運をかみしめても行動に出す勇気がなく、
巡り会えたのは何かのお導きだ!
勇気を出して大手を振って自由ができるGWの空き状況をお聞きし、日にち時間をお願いして、
貴重な自由時間を有意義にすべく、
今まで作っていて上手くいかないところ、上手くなりたいためにどうしたらいいか?
悩みを抱えたガラス玉をいくつか用意し当日を迎えました。

先生の工房に通され、まずびっくりしたのが、必要最低限のものしか作業台の上にはないこと。
ピンセットと千枚通しと大きなへらと小さなへら。道具を冷やす水の入ったステンレスの小さなボール。
最低限の道具というのは、その日その時作ろうとするものが明確だからそうなるので、
自分の持ってるすべての道具を並べておけば、何を作ろうかと迷うだけ。そして作業効率が悪くなる。
作業台の前面にはHPに掲載されていた作品が飾られてる。
あの草原も。
この私にこんなにきれいなとんぼ玉がつくれるんだろうか?
せっかく用意してきたけど、なんだかここで広げるのは気恥ずかしく、精巧ななガラスを前に息苦しくなってきました。
どうしようかと戸惑っていると先生が促されたので、悩みを書き留めた付箋とともに作ったガラス玉を出したのですが、
今までのすべてが覆されることばかりでした。
ただ溶けるだけに任せて形を整えてはだめ。
のせたガラスの分量が、広がったらどのくらいの大きさになるか。
精巧な模様にするためには妥協をしてはだめ。
繊細な模様はガラスの量を緻密に計算しなければならない。
温める、冷ます、熱する、形を整える、中心を出す、表面を均す。
時間をかけ手間をかけ、複雑な工程の数々。
失敗をしたと思ったら、ただちに修正をかける。
淡々と説明される先生は私のしてきたことを否定されません。

先生が目の前でお手本となるとんぼ玉を作ってくださいました。


お手本を見ながら自分も作業に取り掛かることになりました。
途中で何度か先生が修正してくださいましたが、とても自分の手の中から生まれたものとは思えない綺麗なガラスたち




ずーと抱えてた悩みが解消されました。
と言うか、全く違うものが出来上がりました。
1回のワークショップは4時間30分。
休憩時間無しぶっ通し!そしてワンツーマン!
とても贅沢な時間でした。
この日、自分の道具材料一式持参しましたが、流れでお教室備え付けの道具をお借りしました。
つまり手ぶらでOK!
なのですが、私の作った玉の中で赤色が黒くくすむ話になりまして、
ソーダガラスと鉛ガラスを混ぜて使うと黒くなるのですが、
「これですよね~」
と細引きを入れた筆箱を出したところ、

「この太さでこの長さをとるのは難しいですよ」

ととても褒めてくださいまして、
何度も何度も見返してくださったのですが、
確かに超極細を勢いで、びよーんと伸ばすのは気楽にできます。
直径3mmぐらいが点打ちに使いやすいですが、溶かしずぎるとだら~んとなるし、
溶かしが甘いと伸びません。
伸ばしつつ太さを保つために冷ましつつ徐々に伸ばすんですね~
あまり意識してませんでしたが、改めてやってみると、これぞ感覚!
手の加減
手加減です!
これじゃだめだ。こんなんじゃだめだ。
私なんてどんなに頑張っても上手くならない。頭に思ったものを形にできない。
凹みまくっていた時間でも、
人間 一つはいいところがあるんだわ。
お褒めいただいたことを糧に、今回の教えを頭に叩き込んで、
簡単にはできないこと
に挑戦していこうと思います。

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